サンタクロースは本当にいるの?

サンタクロースは本当にいるの?

この問いに対して、皆さんはどう答えますか!?

私は「いる」と答えていいと思っています。

確かに、日本の社会の中で伝わってきた様なサンタクロースはいないのかもしれない。

トナカイに引かれたソリに乗って空を飛び回り、世界中の子供達にプレゼントを配る。

それと煙突から家の中に入ったり、とか(笑)

さすがに、そういうのはいないだろう。

しかし実際に北欧では国際サンタクロース協会なるものがあって、公認のサンタクロースがいたりもする。

まあ、国際サンタクロース協会をどの様に捉えるかによって、詭弁になるのかもしれないけどね。

それはともかく、世界中で自分の子供の事を想っている者がいる。

更には他人の子供の事まで想う者もいる。

それは紛れも無い事実ではあるよね。

そして、その「想い」こそがサンタクロースの正体だと私は考える。

別に子供を夢を壊すとか、そういう事を言いたい訳ではない。

人が人を想う事。

親が子供を想う。

大人が子供を想う。

そういう「想い」を否定してしまう事は如何なものか、と。

そして実際には親が自分の子供の為にプレゼントを用意する事が大半ではあると思う。

それでも、それは親がやっているのではない。

親はあくまでも、サンタクロースの代理でやってくれている。

そういう考え方をしてみてもいいんじゃないのかな。

或いはサンタクロースの存在が親に子供へのプレゼントを用意させている。

サンタクロースがいなかったら、クリスマスに子供へのプレゼントをしようなんて習慣は出来なかったのかもしれない。

子供達の喜ぶ姿が見たい。

その様な「想い」が世界中を駆け巡り、クリスマスになると子供達にプレゼントを届ける。

その「想い」こそがサンタクロースである、と。

そして、それが子供達の笑顔を実現する。

大人がその様な夢を持ち続ける事。

子供達の夢を壊さない為でなく、大人が夢を見続ける為に。

サンタクロースは「いる」でいいんじゃないのかな。

そして今の子供達が大人になってからも、クリスマスには子供達へプレゼントをしたくなる。

そんな習慣を受け継いで貰えたらいいのかもしれません。

その為にも先ずは、来年以降も皆さんにサンタクロースになって貰わないと、ね。

偽者ではなく、代理として。