オタク

私は昔、自分をオタクだと思っていた。

 
一番、嵌まっていたのがロックかな。
70's、80's洋楽ロックの知識は
今でもそれなりにはあると思うが、
今は音楽自体も聴かなくなって久しく、
加齢による物忘れも増えてきて、
何処までその知識が残っているのか(^^;
 
そして、もう一つが漫画。
こちらは80's、90'sになるのかな。
少年誌と青年誌の殆どを読んでいた。
今でもかなりの数の単行本が
押し入れの奥で山積みになっている。
ただ、こちらも漫画を読まなくなって久しく、
何処まで思い出せるのかはわからない(^^;
 
そして、今は、というと、
昔、音楽と漫画に使っていた時間を使い、
小説を書いたり詩を書いたり、
文章を書く事に全て使っている。
 
だけど、それはあくまでも
書く事が楽しくてやっているから、
小説とか作家さんに対する知識は
何も無いと言っていいくらいである。
 
そんなんだから今は、自らをオタクとは言いたくない。
オタクと言える程、知識に自信を持てるものが無くなった。
 
昔は世間一般でオタクは余り、いい印象ではなかったはず。
その時、私はオタクである事を誇らしく思っていた。
今は、ある意味、オタクである事が普通にもなってきて、
だけど今、私はオタクでなくなった事を恥じている(苦笑)
 
それが、なんともおかしく思った(笑)