鬼平犯科帳

今日もまた一日遅れ(汗)

 
んで、昨日TVでやってた鬼平犯科帳を見た。
 
私は時代劇は殆ど見なくて、
唯一、剣客商売だけは好きだったんだけど、
同じ池波作品の鬼平を友人に勧められていて、
ちょうど見る機会を得られたので見てみたんだ。
 
感想。
まあ、面白かった。
ただ、やはり私は剣客商売の方が好きかな。
 
恐らく立ち位置なんだろうな、と。
要するに鬼平は結局、行政なんだよね。
剣客の秋山親子は民間。
その違いが大きいように、自分では思った。
 
行政が悪を挫くのはある意味当たり前で、
民間人が人情により悪を挫く。
そこが私は好きなんだろうな、と。
 
勿論、鬼平にも人情は描かれてはいる。
しかし、結局は仕事になってしまう。
義務になってしまう。
そこが今一つ入り込めない理由なのかも、と。
 
ただ、それでもやはり、
鬼平の魅力は密偵の存在と
密偵の繋がりに面白さがあるように思った。
 
密偵は行政に使われてはいるが、
行政とは違うだろう。
そして、その密偵が物語を進めていく。
そこが鬼平の面白さなんだろうな。
 
しかし、結局、最後は鬼平と火付盗賊改が
全部持っていってしまう(笑)
そこが、私には疑問なのだが、
また、そこも面白さなのかもしれない。
 
池波作品が描く現実的な正義。
それが表れているのかもしれないよね。
 
そう考えると剣客商売の方も、
民間とは言え老中田沼の後ろ盾は
ある意味、反則技だよね(笑)
 
でも、その反則技がある事で、
私刑を否定的に表現されてるように思う。
 
な~んて色々と書いてみたが、こういう事って、
すでに語り尽くされていたりもするのだろうな(苦笑)
 
とりあえず初めて鬼平犯科帳を見た感想。
おしまい。
 
今日の体重。
51.9㎏