無知

私は最近、思う事がある。

 
それは、「無知」で良かったな、と。
 
本来、人間にとって「無知」である事は
恥ずべき事、なのかもしれない。
 
しかし、周囲を見渡すと「知識がある」事で、
それが「過信」に繋がり、その「過信」が、
「一方的な正義」を生み出し、その「一方的な正義」の
押し付けがなされているように感じるのです。
 
私は「無知」なので、常に「不信」が伴い、
ともすれば、その「不信」が自らを縛り付け、
身動きを取れなくしてしまいかねないが、
「恥」すら「知ら無い」私は変わらず動き回っています(笑)
 
また「無知」である事が結果的に結論を求めない事に繋がり、
「不信」が伴う事で違っている事を受け入れる事も
出来ているように思ったりもします。
 
そして、結論を求めない私には「善悪」は存在せず、
違っている事を受け入れる事で、
自分の中に様々な疑問を生じさせ、その疑問が
私の存在価値を形作っているようにも感じます。
 
そのように考えると「無知」で良かったな、と。
 
しかし、果たして、本当にそれでいいのか、
はわかりませんが、ただ一つ、
物書きとして「無知」である事は、
欠点の方が大きいようには思いますね(苦笑)
 
今日の成果。無し。