美味しさは味だけで決まる訳じゃない

最近、話題になった商品を買って食べたりする機会が増えている。

というのも、この様にネットで文章を書くネタに出来るからねぇ(笑)

でも、その話題になった商品。

期待外れとはいかないまでも、評価が過大である様に感じる事が多い。

そして、いつも思う。

美味しい事は美味しいけど、何か物足りない。

定番となり、長年愛されてきている商品と比べると、ねぇ。

はっきり言って、味そのものを点数にすると、定番の商品よりも話題の新商品の方が高い様には思う。

でも、次も食べたいと思うのは定番の方なんだよねぇ。

それで思ったのです。

"美味しさは味だけで決まる訳じゃない"と。

一つの例としてチョコレートをあげてみる。

マーブルチョコレートってあるよね。

昔から子供達の間で愛されてきたチョコレート菓子。

味の点数で言えば、それよりも美味しいチョコレートは幾らでもあると思うんだ。

過去、現在、含めてね。

そんな中でマーブルチョコレートは未だに愛され続けている。

私だって大人になった今でも、時々は食べたくなるもん。

他のもっと美味しいと思われるチョコレート達は一度食べて、『美味しかった』で完結してしまう感じ!?

よくは分からないけど、ひょっとしたら、美味し過ぎる事もリピーターを減らしてしまうのかもね。

そしてマーブルチョコの方の長所を考えると、やっぱりあの彩り。

子供にとって、あの彩りは食べる事を楽しくすると思う。

その楽しさによる美味しさが大人になっても残るんじゃないのかな。

更に、子供の頃に味わう味って擦り込まれていく様に思うんだ。

その擦り込みが人をリピーターにさせるのかもしれない。

駄菓子なんか、そうじゃないのかな!?

裕福な家庭だと違うのかもしないけど、子供の頃に買えるお菓子って、どうしても駄菓子になっちゃうよね。

その子供時代に擦り込まれた味を大人になっても欲してしまう。

多分、味を点数にすると大した事は無いと思うんだ、駄菓子は。

その大した事の無い味がたまらないんだよね。

やっぱり美味しさは味だけじゃない。

味覚も含めて、五感で感じる。

更には経験や習慣の影響も大きいだろう。

もっと言えば、食べた時の感情や体調にも左右されると思うんだ。

勿論、病気になったら、何を食べても美味しく感じなくなる事はある。

でも、そこまでいかなくともって事。

怒ったり、凹んだりしている時は美味しく感じなかったり。

激しい運動をして疲労が強い時は、とか。

寧ろ、味覚だけで感じる美味しさなんて微々たるものなのかもしれないね。

まあ、それでも殆どの人にとって美味しいものは食べたい訳で、味覚での美味しさは目安とはなるのだろう。

ただ、余り味覚での美味しさに振り回されるのは馬鹿らしく思える。

え!?

私はすでに振り回されているって!?

私は私で他人の評価を鵜呑みにしたくなくて、自分で評価をする為に気になったものは食べる様にしてるんだけど。

その結果、過大評価と感じる事が多いって事は、振り回されている事になるのかもしれないね(苦笑)

まあ、それはそれで私が馬鹿なだけだから、ご容赦を(笑)